長友の真価が現れるとき
長友はインテルのレギュラーを何年も張っている、世界の一流サイドバックです。
私はサッカーの経験者ではないので、彼のどこがどうすごいのかを評価すること
はできません。
ただ、一点私のような未経験者でも言えるのは、試合の最終盤においても走力が
衰えない点です。
サッカーは前後半あわせて90分という過酷なスポーツです。
しかし、よく見ると、ポジションによって、過酷なものとそうでないものがあり
ます。
素人目に見て、一番わかりやすいのは途中交代です。
疲労するから途中交代する、と単純に考えます。
もっぱら替えられるのは、フォワード、二列目のミッドフィルダー、サイドバック
です。
逆に替えられないのは、キーパーを筆頭に、ディフェンダー、ボランチです。
もちろん、有力選手の試用や、戦略上の交代などの側面もあるはずなので、
単純に疲労とだけは言えません。
しかし、試用や戦略の要素はディフェンダーやボランチにもあるはずであるにも
かかわらず、交代の頻度が少ないのは、
疲労の要素が大きいからであると考えます。
長友は、素晴らしいサイドバックであると思いますが、彼が本当の真価が現れる
のは、後半も押し迫ったあたりからです。
それまでも、サイドを駆け上がって勝負をしていますが、敵もさるもの、その
勝率はさほど高くありません。
しかし、後半押し迫ったあたり、まさに勝負を決めるところで、彼が敵のサイド
バックを振り切ってクロスを上げて、それが決勝点になるというシーンが頻繁に
出てきます。
キックオフから70分あたりまでは、彼は普通の一流サイドバックですが、70分
以降からの走力で、超一流の名誉を
ほしいままにしていると思います。
彼の評価は、一試合を通しで見続けないと、できません。
これは、我々の人生そのものだと思っています。
試合の後半にこそ、その人の真価が現れます。
後半、周りの人が息切れする中で、自分だけがイキイキと仕事や趣味や家族など
に取り組んでいければ、結果的には素晴らしい人生だったと思うことができます。
前半は、周囲の人もやる気に満ち溢れています。
そこで真価を発揮するのは相対的に見て難しいです。
後半にこそ、真価を発揮するチャンスがあります。
そのためには、長友のように、スタミナ練習をしっかりしておくことが必要です。
我々社会人で言えば、健康の維持/友人関係の維持拡大/趣味の充実/勉強の継続
/家族の平和などでしょう。
私も40代、これらにも真剣に取り組むべき時を迎えています。