弁護士のQCD
いつもお世話になっております。
今日はQCDの話をします。
モノやサービスを買うときにこの概念で整理すると、なぜこの会社から買うのか、
を説明できます。
つまり、調達サイドの部門の人は必ずこの整理をやっています。
この整理を意識せずに頭の中でやっているケースも多いでしょう。
逆に言えば、モノやサービスを買ってほしいときに、この整理で自社の優位性を
説明できれば、意思決定者に自社を選んでもらうことができます。
簡単な概念です。
Qはquality、Cはcost、Dはdeliveryを指します。
弁護士も、自分の法務サービスをクライアントに買ってもらわないといけません。
安定的な関係性が構築できた後ならばよいですが、その前には、必ず他事務所と
競合するシーンが出てきます。
そこで、いかに自分のサービスのQCDについて説明できるかがカギになります。
・自分が大手事務所で、相手も大手事務所の場合のトーク
おそらくクライアントも相応の大企業であると思われます。
大企業の法務部門が好きそうな材料を提示するとよいと思います。
実績やブランドは価値が高いでしょう。
しかし、それ以外にも、日ごろからしっかり情報提供していれば、そのクライ
アントのことをよく知っているという点も、Qの面でアピールできるでしょう。
・自分が大手事務所で、相手が個人や中小事務所の場合のトーク
おそらくCの点では勝てないでしょう。Dにおいても、劣後するかもしれません。
その場合はQをアピールすることが効果的です。
上記2例だけ挙げましたが、弁護士の場合は個人プレイなので、中小規模の高名な
弁護士VS大手事務所の若手弁護士という構図など、無限にパターンは考えられます。
まずは、対象クライアントの付き合いのある弁護士事務所のことをヒアリング
して、その特徴を自分なりに探り、その上で、その事務所を凌駕するような
QCDを提示できれば、自分を選んでくれるでしょう。
QCD、簡単な概念ですが、意外に使えますので、ご紹介します。