ボンドガール

楠木健の『好きなようにしてください』という本は、読者からの相談事を楠木氏が一刀両断で回答していくなかなか読ませる本です。

ちなみに、アマゾンでこのタイトルで検索すると、Hな本がたくさん出てくるのでご注意ください。

以前、格付会社のMoodysを出そうとして、カタカナで検索すると、銀座のキャバクラが出てきたのと同じくらいの衝撃でした。

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さて、本題です。

「ボンドガール」と言えば、名作映画００７に登場するセクシー女優のことを指します。

昨今、外資系証券会社は、高報酬もあいまって就職人気も最高クラスです。その人気は男女を問いません。女性は、頭がよく、またお顔もキレイな人が多く採用されています。

そういった証券会社における主要ビジネスに、債券の販売というのがあります。様々な債券を組み合わせて仕組債にして、地銀等の金融機関に販売していきます。

相手は地銀等の資産運用部長クラス。つまり、地方のちょっと羽振りの良いおじさんです。

若い美女がミニスカで現れて、（最近都会では見ない）ソファに座って提案し、「よろしければ会食でも」と言われて（京都であれば）祇園あたりで接待をすれば、イチコロらしいです。

彼女たちのことを、業界では「ボンドガール」と呼びます。※債券のことを英語でボンドと言います。

お金には厳しいですが、女性には弱い筆者からは以上です。おじさん部長を笑えません。