大きな決断の前に
いつもお世話になっております。
最近、転職や独立についての相談を受けることがしばしばあります。
やはり私がこれらを経験していることが大きいかもしれません。
みなさん、当たり前ですが今後の進路について話してくださいます。
新しい会社・事業でのポジション、業務内容、報酬水準などです。
これらは当然重要な情報ですが、私はどちらかというと、決断を
下す前の数年間の過ごし方を聞くことのほうが多いです。
転職や独立は、大きなリスクが伴います。
思うようにうまくいかないリスクがあります。
そしてそれは収入にダイレクトに跳ね返ってきます。
そのリスクを抑える手段は少ないです。
よって、リスクを抑えるのではなく、リスクが顕在化した時に耐え
られるような財務体質にしておくことが大事です。
平たく言うと、大きな決断を下す前の数年間で、どこまでお金を貯め
られるかが勝負になります。
(もちろん、お金などなくとも、勝負できるという人は結構です。)
普通の会社員で、①子供が私学に通っている、②奥様が専業主婦で
ある、③高級車を持っている、④多額の住宅ローンを抱えている、
⑤毎年海外旅行に行っている、という生活をしている人には、大きな
チャレンジはできないでしょう。
(個別の事情もあるので、あくまで一般論としてお考えください)
チャレンジをしたいのであれば、何かを我慢しないといけないと考えます。
世間並みの暮らしぶりをしているのであれば、キャリアも世間並になります。
我が家の場合、
①私学については、長男が今年中学校に入りましたが、結局受験はせず、
公立中学校です。
②専業主婦については、話題の「保活」の草分けとなり、涙ながらの苦労を
しながら仕事と家庭の両立をしてきました(妻が)。
③車は、最もコストパフォーマンスの悪い資産であると思っており、10年以上
前に手放してから保有していません。
④家は賃貸です。住宅ローンがないのは、キャリア選択以外にも、住居選択に
ついても自由度があります。多額の借金を背負って一つの資産に投資すると
いうことは、金融出身者としては暴挙に見えます。
とはいえ、金融の方で持ち家の方も多いのでアレですが。
⑤旅行は、子供が小さいうちは無意味と思っています。子供にとっては、
東京でちょっと普段と違う生活をするだけで十分です。
ご参考までにどうぞ。