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銀行からの資金調達について

いつもお世話になっております。

私が銀行出身のコンサルタントでもあることから、よく資金調達についてのご相談を

受けます。

よくあるのが、お金が必要になった時に銀行に借りに行くパターンです。

残念ながら、よっぽど財務内容が良くないと、そういう会社には銀行は融資をしません。

たった一回の面談でけんもほろろに扱われて、プライドを壊されて、帰ってきます。

そこで、「銀行は天気のよい日に傘を差しだし、雨の日に傘を取り上げる」という

銀行を揶揄する言葉を言い募ります。

もちろん、銀行はそういうところはあります。

でも、それでは銀行のよいところを享受することができません。

どんな会社・どんな業界も、良い点悪い点があります。

銀行にも、良い点悪い点があります。

銀行も良い仕事をしています。

銀行に良い仕事をしてもらうには、それ相応の付き合い方が必要です。

銀行は、一見さんを嫌います。

また、第一印象で判断しません。

一般の会社や普通の人間関係では、第一印象の良し悪しが重要な部分を占めます。

しかし、銀行は違います。

第一印象ではなく、実績を尊びます。

それは、第一印象が良いだけの会社に(ちゃんと審査をせずに)融資をして、不良債権

になるという憂き目を何度も見ているからです。

そういう歴史の蓄積が、銀行の本源的価値であると言っても過言ではありません。

どうすればよいかというと、資金が必要になるもっと前から、情報提供し続けること

です。

会社の概要、財務内容、やっているビジネスの内容、今期の計画などを報告します。

半年後にまた現れて、計画の達成状況、来期の計画についてまた報告します。

これを繰り返します。

銀行員は、しばしば転勤があるので、報告しても意味ないと思われるかもしれません

が、違います。

銀行には記録文化があります。

これまでも定期的に来ているという記録があれば、新任の担当者も自然に会ってくれ

ます。

特に、決算説明という名目にすると、役席も同席しやすいので、これを使わない手は

ありません。

こうやって信頼残高を積み上げた上で、初めて融資を依頼するようにすると、簡単に

融資を受けることができます。

私は、資金調達に、会計や財務や金融の知識はさほど必要ではないと思っています。

必要なのは、日ごろから信頼残高を積み上げていく姿勢です。

関係性を構築していく姿勢です。

今日は、借りる前にやることについて説明しました。

次回は、借りてからやることについて説明します。